アナリティクス

2022年8月2日火曜日

ニキシー管をできるだけ狡賢く操りたい


Top view nixie tubes controlled via NXYI2C

ニキシー管でで色々遊んでいるとIN-12以外のニキシー管も当然目に入る。ただ、そのピン配置は管ごとに異なるし、そもそもニキシー管を何に使うかもあまり考えていないインチキな人間はこう思ってしまう。

  • 自分がいくつの管使うかなんてわからない
  • 違うニキシー管を取っ替え引っ替え遊びたい
  • ニキシー管を変えたからって別のメインプログラムなんか組みたくない
  • 電源なんて俺が作るよりももっと良いモジュールが出ている(僻み全開)
  • メインプログラムから複数管の点灯パターンをなんて面倒見たくない。ワーカースレッドを割り当てるが如く勝手によろしくさせたい。

クズである。
で、このクズがI2Cなんぞ学んでしまうと「点灯パターンを予めプログラムしたMPUをニキシー管ごとに割り当てればいいんじゃね?」という大きな無駄を許容するクズに成り果てるのである。

  • ニキシー管をいくつ使うかわからなければ、ニキシー管ごとに基板を割り当てればよい
  • ニキシー管をいくつ使うかわからなければ、コマンドを分配させる基盤を中継させれば良い
  • 取っ替え引っ替え遊びたければ、ニキシー管の刺さった基板ごと差し替えればよい
  • 別のメインプログラムを組みたくなければ、コマンドぶん投げるだけにしておけば良い
  • 電源をモジュールから受けるなら、高電圧を分配させる基盤を中継させれば良い。
  • 点灯パターンの制御はニキシー管に割り当てたMPUにやらせれば良い。

基板を美しく見せようとか、高電圧電源にチャレンジしようという意欲が皆無である。とにかく楽をすることしか考えていない。ここでとっくに紹介しているんだけど、WordPress向けアタックぐらいしか訪問者がいない。

NXYI2C


NXYI2C
NXYI2C
PCB for tube
PCB for tube
NXYI2C
NXYI2C
PCB for tube
PCB for tube
Your microcontroller
Your microcontroller
Your High Voltage power supply
Your High Voltage power supply
I2C Hub
I2C Hub
NXYI2C
NXYI2C
NXYI2C
NXYI2C
NXYI2C
NXYI2C
PCB for tube
PCB for tube
PCB for tube
PCB for tube
PCB for tube
PCB for tube
I2C Hub
I2C Hub
Your High Voltage power supply
Your High Voltage power supply
NXYI2C
NXYI2C
PCB for tube
PCB for tube
Use a 5-pin cable to connect NXYI2C to the I2C Hub.
Connector : 1.25mm pitch (Micro JST)
Use a 5-pin cable to connect NXYI2C to the I2C Hub....
Use a 14-pin IDC flat cable to connect NXYI2C to the PCB for tube.
Connector : 1.27mm pitch IDC box header
Use a 14-pin IDC flat cable to connect NXYI2C to the PCB for Nixie...
More modules can be added by
connecting the I2C Hub to each other.
More modules can be added by...
Cable : 2-pin 2.5mm pitch (XH)
Cable : 2-pin 2.5mm pitch (XH)
Connect the four wires.
* VCC
* GND
* SDA
* SCL
Connect the four wires....
Viewer does not support full SVG 1.1

要はNXYI2Cと名前をつけた単体ニキシー管制御基板を、I2CHubにグサグサ刺す。I2CHubに高電圧モジュールと任意のマイコンを繋げば好きな数だけのニキシー管を制御できる仕組み。I2CHub同士を繋げて拡張すれば20個だろうが50個だろうが制御できる...ハズ?20個までしかやった事がない。
自分が電子工作を始めた頃のレベルでニキシー管工作を始めるならこれぐらいお膳立てされてないと嫌なんだが、世間的にはそうではないのだろうか?堕落した人間が少なくて困る。
ダメな点をあげればキリがないがこんなところがダメなのだろう。

堕落していいのはリスクを背負う覚悟の有る者だけである。
やっぱこのコンセプトはマズったかなぁ...w
いいじゃん、毎日点灯ほったらかしで何時間でも動くよ?
ニキシー管の内面メッキするような事も無いよ?
スタティック点灯きれいだよ?
各種ニキシー管にそこはかとなく対応しておりますよ?

2022年8月1日月曜日

レーザーカッターの光学系

調整がしにくいので分不相応なアップグレードをやってみる。

現在のレーザーヘッド


形式は知らないけど兎にも角にも調整しにくい。40Wレーザには十分なのかもしれないけど納得はできないのでこれをアップグレードする。

レーザーヘッドはかなりご立派。水平の板部にいくつか穴を開けて既存のスライドレールに対応させた。あとはこの位置に合わせて他の部品を取り付けていく。

レーザー管の固定部はヘッドミラーの位置が3cm少し高くなったのに合わせてアルミの角パイプで3cm上げた。また、ここからドットレーザーを発して経路の中心を維持する。

ファーストミラーに近い側のレーザー管保持部とシャーシの間をできるだけ同じ間隔にして組み付け、ドットが中央に来るようにレーザーの位置を調整。とりあえずこれをレーザーの経路に見立てる。

ファーストミラーの位置を決めて

セカンドミラーの位置を決める

レールを色々動かしつつサードミラーの中心を維持できるようにファースト、セカンドを再調整

出口でも中央を維持できているかレールを動かして数カ所で確認。見辛いのでスマホ頼り。

最後にレンズもつけて確認。

フォーカス調整用の高さ調整機能があるのが良くてこれを買ったのだが、結局レーザーヘッド側で調整するようになってしまった。それでもヘッドがどこにいても同じ出力が得られるのが良い。前の光学系はレーザがきちんと通らず、欠けた月のようになってしまっていた。あと、調整以外にもレンズ筒内に消炎の空気が送り込まれるためレンズが汚れにくいのが良い。