アナリティクス

2020年8月1日土曜日

Hydraulic Clutch System for Buell XB

何が何でも油圧クラッチにしてみせる

注意 : 2022/09/20追記
この記事で14φのマスターを使ったが、スレイブ側で十分な動作量を得られなかったのかクラッチ調整スクリューベアリングを破壊してしまった。現在はこの記事のように16φに変更している。

その昔、Magraからこんなキットが売られていたらしいが残念ながら今は入手不可らしい。中古で買った時からMRCがついているにも関わらず、握力が貧弱なのかもっと軽くしたいとアコサットのクラッチレバーを使ってみた。けど、ワイヤーなので100kmぐらい連続で走ると結構ミート位置が変わる気がしてて、いちど油圧を使ってみたかったなぁとずっと思っていた。Accossatoを使う前だけど、ワイヤーの調整が甘いまま出かけた時に、千葉で渋滞にハマり続けているとクラッチを切りきれない状態になってしまい、そこそこ困った事があった。少し休んで冷やしたら問題解決したけど。

で、AliExpressで油圧クラッチを見つけてしまったので、作ろうと思った。

要求仕様確認


とりあえず今のクラッチがどんな寸法で動いているか確認

  • プライマリケースの口からタイコまでの距離85mm程度
  • タイコが引っ張られる距離(ストローク)10mm弱(Accossatoで握り切ったとき)
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MRCクラッチ+Accossatoのレーシングクラッチレバーという超怠惰仕様だったので、ストロークが10mm下回ると良くないと思われ。

鬼畜米英中華万歳(スレイブをいかにして装着するか)


出回っている油圧クラッチスレイブ(BLMに殺されそうだからレシーバーとでも言った方が良いのか?)のネジはM8、Buellのクラッチワイヤはプライマリーカバーに5/16UNF(UNCじゃなかったよ...)で刺さっている。

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ユニファイ滅ぶべし。ウィットワースもマジで死ね。なのでどうにか5/16に刺さるようにしなければならない。解決法としては...

  1. プライマリケースの穴をさらってリコイル
  2. スレイブのネジ山を5/16にする

リコイルしてしまうとワイヤに戻せなくなるので後がない。製品は選び放題なのでほんとはこっちが良いけど怖すぎるのでスレイブのネジ山をどうにかする。で、製品を眺めているとアルマイトがかかっているのとそうでない製品があるのに気がつく。アルマイトがされているのは8mmで切られたネジ山がボディと一体化していて部分的に交換できない。試しにAdelinのスレイブを買ってみたけど、やっぱりボディと一体化している。残念。で、ネジ山にアルマイトのされていない頭のおかしな値段のスレイブをさらに買ってみた。これはネジ部だけがボディから外れるので...

  1. スレイブボディ側にM8でネジ山を作る
  2. プライマリカバー側に5/16UNFでネジ山を作る

そんなパイプがあれば良い...外形8mm, 内径3mmぐらいのアルミパイプ... モノタロウで探したってそんなのねーよ。

AliExpressにはそれが30cm長で売っていたのでそれを買う。 強度的にはアルミと組み合わせるとしても304ステンレスあたりの方が良いだろうけど、加工できそうにもないのでアルミ。

ブレーキフルードとエンジンオイル


もう一つ問題がある。油圧クラッチのスレイブはブレーキフルードを使うけどプライマリにはエンジンオイルが入っている。で、プライマリ内はオイルが飛び散るのでスレイブのシャフトには油がついて、それがブレーキフルードのパッキンに触れてしまう。どれぐらいやばいのかわからないが、SBR,NBR素材のOリングの話をみているとやっぱり伝わらないようにはしないと多分やばい。

スレイブの改造


頭のおかしな値段のスレイブをバラして考え込んでみる

  • スレイブに埋まるネジ山は4mmほど
  • 固定にM8(3種)のナットの高さが必要

なので10mmほどをM8のネジ山にする。

  • プライマリには15mmほどのネジ山を確保
  • 固定に5/16(UNF)ナットの高さが必要(3種が良いけど手に入らなかった...)

なので25mmほどを5/16のネジ山にする。 プラスそれぞれの側に削りしろを足してテキトーにネジパイプを作る。

パイプを切り

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ネジ山をダイスで作って

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5/16の端に5mmほどの穴をあけ

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内部をルーターでほんの少し削りOリングのハマる溝を作る

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だるい... パイプが出来るだけまっすぐダイスに送り込まれるようにするのに結構工夫が必要で2本ほどパイプをダメにしてしまった。手でダイスとパイプを支えてもそりゃまっすぐにならないな...

工夫 : (垂直穴あけガイド)

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で、これを板でダイスと共にサンドイッチする
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あと、スレイブにはMRCに接続するのに適当なパーツが無いので、並行ピンに2mmの穴を開けてM2.5のネジ山を作ってスレイブのシャフトが刺さるようにした。


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これはやらなくて良いことだけど、横から回すのでボルト頭っぽくルーターで削ってみた。

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ラジオペンチで回るよ、こんなもん。

マスターシリンダは?

スレイブのシリンダ内径が12.7mm(1/2inch?)ほどなのでそれを10mmストロークさせるとなると、1.27ccほどのフルードが送り込まれる必要がある。Adelinのマスターシリンダを見ると 14, 15, 16, 17.5, 19φが見つかる。それぞれの径でマスターシリンダ側に要求されるストロークを考えると

マスタシリンダ径 要求ストローク
14φ 8.22mm
15φ 7.17mm
16φ 6.30mm
17.5φ 5.27mm
19φ 4.47mm

どれを見ても今より重くなる傾向...まぁ仕方ない。クラッチレバーを握りこんだ時に、スレイブのピストンが動く量を考える。レバーを握りこむとマスターシリンダのピストンはだいたい10mm動くので、スレーブのピストンは12.15mmほど動く。Accossatoを入れる前の重さに戻りそう...
何れにしても14φがこの中ではもっとも要求に近いのでマスターはこれにした。

握りこむとスレイブのピストンは12mm動く...でもスレイブのストロークは10mmしかない。スレイブのストロークを確保するために少し工夫。

蓋の裏に金属板の輪っかを仕込んで

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この辺までピストンが出て来られるようにする

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蓋はここまでしか閉まらないようになる

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もうちょっとストローク許容長があるスレイブがほしい。

スレイブの組付

まずはプライマリーケースに刺さっているクラッチワイヤを外す。

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プライマリにスレイブを刺してみる

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タイコとMRCクラッチの位置関係はこんな感じ。スレイブのロッドが長すぎる。

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スレイブのロッドを切る。自分はこういうのを切るのにダイヤモンドディスクをルーターで回して切っている。面取りにも便利だし。

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スレイブのロッドはクラッチを引っ張らない(ピストンがボディ内に押し込まれた状態)で、プライマリケース座面から88.5mmほど。88mmぐらい。


タイコをMRCに組んでみる。タイコ(並行ピン)の長さによりプラプラ(名前わからん)がMRCに組まれた状態なら、プライマリケースに落とす心配はなさそう。

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スレイブを再びプライマリケースに差し込む。この時スレイブのロッドを早めにタイコに食わせて、タイコをラジオペンチでホールドしつつスレイブをねじ込むと、ロッドも一緒に回転してタイコに入っていく。タイコをちょこちょこ回転させてロッドを食わせる手間を出来るだけ減らす。あと念の為タイコにネジロックを垂らしておいた。

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ブレーキフルードをボディに満たして

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ブレーキホースを組み付ける。
この時にスレイブボディを何かでホールドしながらバンジョーボルトを締め込まないと多分せっかく作ったネジパイプが折れてもげる。
所詮アルミパイプ。強度はないので

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ブレーキホースの組付

ブレーキホースをクラッチワイヤ経路を使って通す。
こことか。

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ここ

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はバンジョーが通らないのでホースを通してからブレーキホースを組み上げる。
つまりトップブリッジとブレーキは一心同体。外せなくなる。

とおしてとおしてとおして

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PVCとワイヤをダイヤモンドディスクで切り

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PTFEをカッターで切る

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コレットをハメて

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玄能で叩き込む

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バンジョーを差し込んでナットを締め上げる。締めていくとホースが捻れていくけど、それも込みで上手いことバンジョーの座面がマスターシリンダと合うようにどうにかこうにか締め上げていく。

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バンジョーボルト(スイッチ面倒なのでプレッシャスイッチを使った)でバンジョーをマスターに付けて終わり。

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エア抜きして


とりあえず、もうちょっとエア抜きをやってみて、クラッチ軸のマイナス回しつつレバーを握ってみてアソビをかなり追い込む。レバーにはアジャスタは無いしワイヤー途中のアジャスタも無い。遊びを調整できるのはこことタイコだけ。

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完了

とりあえず試走

中井広域農道とか回って合計70km程走ってみた。
特に問題なし。

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個人的感想として

良い点

  • クラッチスプリングそのままのダイレクト感
    ワイヤのモヤッとした感じは無くなる
  • 握り込む時の感覚は軽い
    握り切ってしまうと同じか重いかという感触

ダメな点

  • とにもかくにも整備性が極悪。 調整はメンテナンスカバーの中だけだし、トップブリッジやガイドからホースが抜けないとか売り物だったらあり得ない。
    (しかも30mmのテンショナースプリングでは整備性の改善とか言ってたくせにやったのは自分)
  • Adelinのマスターであること
    (中華と戦争にでもなったらレバーどうしよ?)

最後までやりきって見えることがある。
ワイヤのモヤッとした感じがなくなってスッキリしたけど、峠に入ると実はあまり気にしていなかったということを。
せっかく作ったからそのまま使うけど。
使えるものになっているかどうかは、次のオイル交換の時にでも確認しよう(多分オイルがネジパイプ内に入ってるだろうけど)

2020/08/31 追記
しばらく乗っていると停車時にニュートラルを出すのが難しく感じた。なのでクラッチの調整スクリューをさらに締め込んで試したところ、今度はクラッチが滑りまくり。クラッチの調整スクリューは60°ごとにしか動かせないので結局タイコで微調整する必要が出てしまった。ラジオペンチで回るよなんて書いたけど、ネジロックが結構ちゃんと利いてしまって、結局ねじ部にロックナットを追加して、タイコも組んだ状態でスパナでホールドできるよう追加工(スパナ入らなかった...)
さらに調整を加えてようやく滑りも無くきっちり切れる感じになった。14Φのマスターだと、握りきるまで全体をつかってしまうので、15Φの方がいいかも。重くなるけど。
ここまで調整しきって椿行ってみたけど自分にとってはイイ感じ。クラッチを何度も握る必要があるところ行くとだいぶ楽に感じた。

2020年7月29日水曜日

ベルトテンショナースプリングの代替品


Free SpiritsのベルトテンショナーST Paulでもベルトの寿命を伸ばすのにおすすめされているのでとても良い製品だとおもうのだけど、スプリングが壊れて困ってしまった。 スプリング単体でも入手できるのだけど、いちいち頼むのも面倒なので代替に使えるのはないものかと考えてたら、モノタロウでそれっぽいのを見つけたので交換してみた。

元のスプリング


折れたスプリングをサビを落としてひっくり返して使っていたのを計ったのでアレだけど、



  • 直径が15mm強
  • 自由長が32mmぐらい?

この自由長のままだと、スプリングを抑えるナットを緩め切ってもテンションがかなりかかっていて、ベルトテンショナーを単体では外せない。リアタイヤのアクスルシャフトをずらしてベルトをスプロケットからずらしてようやくテンショナーを外せる。なので、スプリングの自由長は25mmを選んだ。たわみ量に対して若干不利になるけど、安いので壊れたらまた交換すれば良い。

代替のスプリング


モノタロウで強力バネで検索すると色々出てくる。みてみると、外形が、14.5mm, 17mmのものが多い(モールドスプリング、高たわみ用強力バネ)。14mm, 16mmの組み合わせで東京発条の強力バネがあり、ベルトテンショナーの座面がギリギリ16mmを使えそうだったので...

当日配送の上から3つを買ってみた。他は配送3日。入手できなくはない。

  • ■黄 柔らかすぎて使い物にならない
  • ■青 柔らかいけど使えなくもなさそう。ベルトのためにはこれが良いのかも。
  • ■赤 使える。それでも元よりは柔らかそう

測るものもないので適当にボディカラーに合わせて赤を採用。元々がリジッドのテンショナーだし、堅くても問題ないとおもわれ。ただ25mmに対するたわみ許容量が赤のスプリングでも最大8mmなので、イニシャルで2mmほどかけると残り6mm。堅くするとたわみ許容量も減るので実は限界なのかも。許容量を稼ぐには自由長を長くするしかないけど。30mmは整備性がアレなので...


ちなみに東京発条のスプリングはお値段 179 JPY
Twin Motorcyclesでスプリング単体売ってるけど、11 EUR(1355 JPY)。
大好きなショップだけど、ごめんなさい...

2020年5月13日水曜日

レーザーカッターが壊れたので (5) bCNCによるgcodeのArduinoへの送信

bCNCでのgcode取り込みからArduinoへの送信

gcodeの取り込み、Arduinoへの接続


[ファイル]タブで以下を行う

  1. Arduinoへの接続
  2. gcodeファイルへの接続

Arduino/CNC Shieldへの転送


[control]タブの再生ボタン[▶︎]でgcodeが送られる。CNC Shieldへの電源が来ていない(+24VがONになっていない)でも、画面上でgcodeが送られていくさまが見られるのが面白い。

実際に切りたい掘りたいなら+24の方の電源を投入して


おしまい

レーザーカッターが壊れたので (4) SVGからのgcode生成

bCNCに食わせるgcodeをSVGから作る流れ。

元データ


イラレで作成。Incscapeで作れるようになればアドビ税回避できるのに。

Incscapeでの取り込み


Incscapeは原点が左下にある。これをレーザーカッターの動作開始原点に合わせるやり方。
まずはファイルを新規作成して、インポートでSVGを取り込む

取り込んだオブジェクトを用紙左下の下側に配置する。

そんだけ

プラグインでのgcode出力


プラグインでgcodeを出力する前に、まずは全てをパスに変換しておく。
そのあとメニューから[エクステンション] →[Generate Laser Code]→[J Tech Photonics Laser Tool]
次のダイアログが現れる

トラベルスピードや、レーザーを出している間のスピード、レーザーの強さを設定して[Apply]でファイルに出力。

最初「レーザーの強さを調節できるのか、PWMさまさまだな」と思って10なんて設定してやっていた。で何にもレーザーが出なくてどハマり。255にしても出てこない。Z+に来ている電圧を測ったら1.25V。TLP785の順電圧考えればスイッチはONになるハズだけどな?と、首を傾げながらLaser Power=12000で試したところ、Z+は4.95V。このままいってしまえとやったら動作できた。時間ができたらどうにかPWMの動作を伝えてレーザーの出力を変えられるようにしたい。が、とりあえず12000。フォトカプラを高速なものに変えればできるのかなぁ?
2020-05-15追記 : GRBL の $30(Max spindle speed, RPM)が1000でレーザーの強さを255で出したとする。だいたい1/4と考えて 5.0V/4=1.25V... $30の設定で正しく動かなかった疑惑。
ここの [5. GRBL Laser Mode] を読んでて$30=255にせよって、8ビット階調で考えると...

出力が終わると、Incscape上のオブジェクトの表示がこんな感じに。
矢印の方向にヘッドが動いていく。

レーザーカッターが壊れたので (3) GRBLパラメータの調整

描画の通りにレーザーが出力できるよう、色々調整

GRBLの動作パラメータ


bCNCの右上にあるTerminalを使うと、GRBLへ色々コマンドをマニュアルで送れる。使うのは

  1. $$ : 設定値一覧の表示
  2. $XXX=NNN : 設定の書き込み。XXXとNNNの意味はここ

で、とりあえずの設定は以下の通り

とりあえずZ軸はつかわないけど、同じパラメータに。

とりあえず変えたのはこの辺り。Homingは END STOP 使っていないから意味ないのかも。

  1. $25 : Homing seek
  2. $32 : Laser mode
  3. $100, $101, $102 : steps/mm
  4. $110, $111, $112 : Max rate, mm/min
  5. $120, $121, $122 : Acceleration, mm/sec^2

steps/mmは出力した結果を使って調整。モーターのステップ数やギアの直径で計算しても、結局調整するハメになると思われ。

2020年5月12日火曜日

レーザーカッターが壊れたので (2) ハードの設定と接続

CNC Shield とレーザーカッターを接続するので、その配線と自分が行ったハード上の調整。


ステッピングモーターの分割設定


1ステップを16分割32分割にして細かく動くようにしたいので、下記のようにジャンパを接続する。(X軸Y軸ともに)
ここで見ると、真ん中のジャンパは繋いでも繋がなくても同じかも。


モーターへの電流設定


とりあえず、試して動いた設定

最初、何も動かしていない(反時計回りでとまるところ)で試していたら、モーターがピックっピックっとその場から動けなかった。時計方向に動かしきっても同じで、どっちもダメなら移動パラメータが早すぎるのか?と思ってしばらく試すが症状改善せず。頭が禿げそうなところで少し戻したら動いた。そのあとは結構移動パラメータを速くしても動いたのでやっぱり禿げそう。 ここ読んでて気がついたけど、最大にしてた時、モーターがめっちゃ熱かった。加熱するほど電流流して動かんってどういうことだろう?


モーター用の電源とレーザーのスイッチ


電源ユニットからうまいこと配線を利用する


もしかしたら+24V電源右側2本がレーザーの配線なのかも。試してないけど。

引っ張り出した配線とCNC Shieldをこんな感じで接続。というか中継基板を作る。

ダサいけど、下手だけど、意味ない配線あるけど参考に

このモーターよくわからん

レーザーカッターが壊れたので (1) メモ/整理中

以前購入した中華レーザーカッターからレーザーが出なくなった。と言ってもレーザーのON/OFFを制御している部分だけが逝った(テストボタンではレーザーが出る)ので、直すついでに環境の改善も含めて見直しをかけた。
故障した箇所への対処については制御をどこで行っているかを突き詰めるのがダルいので、テストボタンの背面から配線を引っ張り、フォトカプラでON/OFFを制御することにした。

Before


  • イラレからビットマップに出力(ベクター系ファイルが動作しない)
  • レーザーカッターへの出力操作にWindowsが必要(専用ソフト)
  • ビットマップピクセルのアウトラインで切る為か、ピクセルの内側外側で2重に切る動作が発生

After


  • イラレからSVGに出力、InkScapeでインポート
  • Inkscape + J Tech Photonics Laser Tool プラグインでgcodeに出力
  • bCNCでgcodeをArduino/CNC Shieldに転送

改善される内容


  • ファイル形式 : ビットマップからベクター系へ
  • 2重切りがなくなる
  • grbl v1.1のアクセラレーションのおかげで動きがスムーズ
  • 全部Macで扱える(VM不要)

失うもの


  • ビットマップを使った彫刻
    なんかやり方ないかな?

必要なもの(イラレ以外)


----- ハード (主要なもの) -----
----- ハード(細々したもの) -----
----- ソフト(イラレ以外、Inkscape使いの人はイラレもイラネ) -----

何したっけ? :


----- インストール(は参考にしたリンクと簡単な説明のみ) -----
  • GRBLのコンパイル(要Arduino IDE)
  • ArduinoへのGRBL書き込み
    要はここからダウンロードしたものをライブラリに置くと、スケッチ例にgrblUploadが現れ、これを「マイコンボードに書き込む」するだけでコンパイルとArduinoへの書き込みが行われる。いつものスケッチアップロード。
    HEX書き込みとかそういうのいらない。
  • Incscape v0.92.2のインストール
    dmgでインストールできる。J Techのプラグインが1.0には用意されていないので0.92。Mac0Sでは0.92.5が動かないので0.92.2。Catalina様なMacは御愁傷様。自分は今だにMojave。XCodeが使えなくなったら即死。
  • J Tech Photonics Laser Tool (Incscapeプラグイン)のインストール
    ここからダウンロードして、Macなら /Applications/Inkscape.app/Contents/Resources/share/inkscape/extensionsの下に、プラグインのZIPにある全てのファイル(laser.py, laser.inx, dxf_input.py, dxf_input.inx)を置くだけ。
  • bCNCのインストール
    ここのインストールを参考に色々ハマる。TclTkを使えるようにするところで超ハマる。Command Line Tool フザケンナってなる。何をどうやって入れきったか忘れた。エラーメッセージとGoogleだけが頼り。

----- ハードの設定と接続 -----
  • ステッピングモーターの分割設定
    16分割32分割にするので、X軸Y軸各々のジャンパースイッチは3つ全部接続
  • モーターへの電流設定
    DRV8825モータードライバの可変抵抗器を時計回りの最大から1/8回転ほど戻す
  • CNC shield ↔︎ モーターへの配線
    Shieldは左からB+, B-, A+, A-、モーター側はA+,A-, B+, B-なのでこれを合わせるケーブルを作る。grblの設定でモーター回転方向を逆にすることもできるので、ABは逆でも良いかも。というか、自分は逆。今気がついた。モーターが逆に回ってもジャンパでどうにかできるのがV3.0の良いところ。V4.0にないのはなんでなんだぜ?
  • レーザーのスイッチ
    grbl v1.1 で使えるレーザーモードだと Shield 上にある END STOPS の Z+ がレーザーON/OFFの信号を出してくれる。ここから配線を引き、フォトカプラの 1.アノード, 2. カソード に接続、レーザーのテストボタンから引っ張った配線を、フォトカプラの 3.エミッタ 4.コレクタ に接続する。リレーでも良いけど何回もカチカチやったら壊れそうなのでフォトカプラ。直結してるので壊れそうだけどフォトカプラ。
----- GRBLパラメータの調整 -----
----- SVGからのgcode生成 -----
----- bCNCによるgcodeのArduinoへの送信 -----

2019年12月31日火曜日

Arduinoとニキシー管(IN-12の接続)

高圧電源、Arduino、K155ID1、IN-12の接続例

写真とFritzingの図は極力同じ配色、レイアウトにしています。


-- 写真 --
  • ニキシー管の数字の上は写真の上方向
  • K155ID1の1番ピンは左上角

-- Fritzingによる接続図 --
  • ニキシー管の数字の上は図の左方向
  • K155ID1の1番ピンは左下角
  • ブレッドボード右上のMOLEX基板は高圧電源を示す

-- 配線図 --

-- サンプルプログラム --
ニキシー管をK155ID1を利用して0から9まで順番に点灯するためのプログラムです。 試したい方はこちらからクローンするなり、コードをArduino IDEに貼り付けるなりしてください。

2019年12月30日月曜日

[ニキシー管 IN-12A/B のソケット]の端子をピンヘッダで接続できるようにする基板

■ 基板について

[ニキシー管 IN-12A/B のソケット]の端子をピンヘッダで接続できるようにする基板です。




■ 制作理由

ニキシー管を光らせてみたいというだけで色々始めたのですが

  • ワニ口クリップでガブガブ噛むと隣の端子に触れそう
  • そもそもそんなにワニ口クリップ持ってない
  • ICチェッククリップならそうでもない
  • それでも11本は持っていない
  • なにより外して組み直すのが面倒

という理由があり、ソケットを使って配線すれば良いのでは?と[こちらの商品]を買ってみたのですが

ので、ソケットを基板にはんだ付けして、ブレッドボードにブスッと刺せるようにしたいと思い作りました。

■ 商品一覧

■ 2枚(2枚繋がったまま届きます)

■ 6枚(6枚繋がったまま届きます)

ニキシー管IN-12B+K155ID1付き組み立て済みお試しセット

■ セットについて

ニキシー管IN-12Bのソケットをブレッドボードに接続させるための基板を使った、とりあえず1つのニキシー管を点灯させることを試すために必要なセットです。



■ セットの内容

部品 説明
ソケット基板 1 IN-12用ソケットと基板、およびピンヘッダがはんだ付けされ組み立てられたものです。
ドライバIC 1 ニキシー管を駆動するのによく使われるICです。ここで購入したものです。
ニキシー管(IN-12B) 1 ebayで購入したニキシー管です。何かで使われていたところから剥がれた形跡が有りの中古品ですが点灯には問題ありません。が、点灯しない数字が紛れてたりもしますので、全ての数字が点灯するのを確認したものをキットに含めます。
電流制限抵抗 - 電流を制限するための回路を用意するのに必要な抵抗です。
  • 47kΩ(1/6W) x 2
  • 100kΩ(1W) x 1
電源にもよりますがニキシー管に2mA程度流すには1/6Wの抵抗1本だと怪しくなってくるので、47kΩ(1/6W)は2本にしています。それ以上の電流を流してみたい方向けに1Wの抵抗を1本つけています(電源電圧や回路の電流などの計算は購入者様の側でお願いします)。
自分は170Vで47KΩ(1/6W)を並列にし、約22KΩ(1/3W)として利用しています。(抵抗は入れてください。書いている最中に気になり無抵抗にしてみたらICを一つダメにしました)

■ ニキシー管の電源について

別途170V以上を供給できる電源が必要です。自分はこれを使用しています。

■ 出荷前の確認について

ニキシー管の点灯とK155ID1の動作については次のような状態で確認します

この作業のため、K155ID1の足は若干内を向きます(ソケットに軽く挿すため)

■ 接続方法について

こちらの内容を参考にしてください

■ 商品一覧

■ 2枚(2枚繋がったまま届きます)

■ 6枚(6枚繋がったまま届きます)

2019年10月1日火曜日

越南製コーヒーフィルターに中華製ミル

再度のベトナム一ヶ月出張。これからもありそうなので、安く美味しいコーヒーを楽しむために色々準備。



ベンタイン市場のコーヒー屋さん


名刺まで配っているコーヒー屋さん。この前ドナドナしてくれたお兄さんは居なかったけど、お店の人もフツーに日本語話します。怪しいです。


ベンタイン市場は19:00までなのに、消費税対応&会社のシステムを色々やったのが重なって、18:30に到着。やっててよかった。
今回はミルを持っているので豆で購入。これでコーヒー以外の交ざり物はないことを保証。で、棚をのぞいているとコーヒーフィルターも置いてあり「おや?」と思える色ツヤ形を見かけたのでそれも購入。


見つけたコーヒーフィルター


比較してみる

ほう

なるほどなるほど

                                              
日の出珈琲市場の
素材高性能ステンレス不明なステンレス
価格 1,680JPY 50,000VND

50,000 VND = 250 JPY弱になります。
チクショー
先に知らなかった者は輸送費と蓋のシール代と高性能ステンレスのお金を払うしかないと...若干仕上げにもお金かかってるかも。絞り加工の跡が安いのはちょっとバリってる。それでも安い方はさらに安いおまけフィルター(アルミ製)よりずっと良いので、ここでコーヒー買ってお土産にするなら、ステンのフィルターもつけても大した出費じゃない。



でも、安っぽすぎるってだけで、使ってみて困るようなモノでも無いんだよな。以前泊まった時に残していったフィルタがそのまま置いてあって比較が助かった。

やっぱ、挽いてすぐだと誰がどうやって淹れても旨い。
ウンココーヒーかどうかは相変わらずわからないけど。

ミルの使い心地はとても良い。
中華製で悪いモノって見つけにくくなってきた気がする。