アナリティクス

2015年1月16日金曜日

ガンコートで塗装(2)

アホな理由で休んでしまった...

休んでしまったのでガンコートの続き。
170度で1時間焼き付けをしなければならないので、まずは焼き釜を作って試してみる。


焼き釜だ。
100円ショップで買った油ハネ防止ガード4枚だ。
それでも、俺にとってはこれが焼き釜だ。

テキトーに立てて、下にあるコンロをつけて温度を測ってみると、蓋に近い部分でようやく150度。隙間からガンガン熱風が漏れ出てたので塞ぎたかったが、アルミテープ使を使い切ってしまった。買いに行くのも面倒なので、マスキングテープで目張りをしなおした。

まぁ、170度は簡単にでるだろうという感触だったので、塗装に移行。まずはステー達でお試し。


缶のままだと振るのが大変なので、缶で振りまくったあとに小分け。左がK-PHOS密着安定剤、右の緑のがペールゴールド。
緑なのにペールゴールド。

Gun Koteは普通の塗料に比べて顔料の沈下がものすごく早い。振って混ぜて数分でこのありさま。

とにかくハンドピースの塗料カップに移す前によく振る。これしかない。

K-PHOSは密着安定剤なので、塗っても一瞬湿ってすぐ乾く。乾いたら塗る前と見た目変わらない。使い方がわからず、塗ったら焼き付けするのかとか考えてしまい、確認のためケーベックさんにメールを送ったところ、焼き付けは必要なく、とにかくサラッと塗るだけで良いとアドバイスをいただいた。

サラッと...
とりあえず全面吹くだけ吹いて、吹かなかった場所ないよな?って程度にだけ吹いた。

で、ペールゴールド。この塗料は薄いためかメタリックの宿命か"色"が全然乗っていかない。振って底からスポイトで吸い上げてカップに入れても乗っていかない。まぁ、エアブラシでやってる俺が悪いんだろうけど、何度も何度も吹いた。スプレーガンが欲しい...。

あと、K-PHOSも塗料であるペールゴールドも臭いが物凄い。シンナーのように漂ってくる香りというより刺激臭。部屋で吹いても気にならなかったという記事を見たこともあったが、自分は全然ダメ。ただ、塗って指触感想した後のものからは臭ってこないので、そっちの話だったかもしれない。

とりあえず、頑張って塗ったものを釜の中へ。

下のコンロを照らすのはプレヒート用に用意した赤外線ランプ。結局、塗装対象を照らしても外気もあって25度ぐらいにしかならず、本来の目的に対しては気休めとなってしまった。これでコンロのガス缶を照らしているのは、コンロを使うと缶が冷えて圧が下がり釜の温度が下がるため。最初に試した時、150度を維持した後に急に下がりだしたので、見たら缶が結露していた。缶を中に入れると屋台大爆発になりそうなので外に出している。

塗料の焼き付けは170度から180度をキープするように頑張るが、気がつくと200度近くになっていたことも...。あまり上げ過ぎると塗装割れしそうだけど、鉄だしきっと大丈夫と祈る。アルミで200度とかやったら乾燥した塗料とアルミとの線膨張率の差でやばいことになりそうな悪寒。

撤収作業をしながら1時間ちょっと経過したところで弱火に切り替え、100度を10分ほど維持。そのあとにコンロを止め、30度まで釜の温度が下がったところで取り出し。

下地を綺麗にしきれていなかったのか、かなりのザラつき。でも塗装はかなりガッチリ。

ガンコート塗装のお約束で、けがいて遊ぶ。

ボールペンで文字を書くような強さでドライバーでこすっても、跡も残らない。
剥がれにくいスクラッチカードをこするような強さでやると、さすがに跡が残る。

でも、塗料がブハッとなったところが剥がれず残ったままとか、どんだけ剥がれにくいんだか。

日曜に本番。トリプルツリーとアンダーブラケット、マグカバー。
楽しみだなぁ

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